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新小山市民病院について

院長挨拶

院長挨拶

オンリーワンホスピタルを目指して

小山市民病院の始まりは、1946年に小山町の国民健康保険直営診療所(24床)が開設されたことに遡ります。1968年には小山市立病院、そして1980年に下都賀郡市医師会病院と合併して小山市民病院、さらに2013年に「地方独立行政法人新小山市民病院」と改称し、現在に至っています。2016年より、現在の新病院に移転し、名実ともに“新“小山市民病院となったわけです。様々な変遷を経つつも小山の地域に医療を提供し続けた本院が、歴史的使命を帯びて新たに再出発しました。
この間、病院全体の目標と各部門、各自の行動目標を定め、独立行政法人化の狙いである「自立の意識」が職員に浸透するように努めました。また、病院が大学病院や地域医療機関、そして市民・行政などと密接で良好な関係を築くことにも力を注ぎました。その結果、第Ⅰ期(2013~2016年)の中期計画期間終了時には、病院の運営及び経営面で、当初の予想を上回る成果を収めることができました。

現在、私たちは、本院のあるべき姿を「市民に信頼され、必要とされる、地域密着型の急性期中核病院」と定めました。そうなるために、私たち自身は何をすべきか? どうあるべきか?職員が問いを共有しながら、自発的、創造的、協働的に様々な課題を見つけ、PDCA(計画―実行―評価―改善)のサイクルを回し続ける、そのような組織風土が醸成されることを病院改革の基本に据えて取り組んでいます。目指すは、ベストでなくてもオンリーワンホスピタルです。
あらゆる場面で患者の皆様が納得し、満足することを追求すること、医療・ケアの質、レベルと安全性を限りなく向上させること、地域と病院が一体になるまで連携を深めること、病院運営・経営のエキスパートになること、等々が本院の主要な行動方針です。我々が未だ到達できていない地平、“真に信頼され愛され、健全経営が永続する、市民の病院”を目指して粘り強く挑み続けます。

新小山市民病院 理事長・病院長

島田 和幸