診療科・部門のご紹介
栄養管理部門
部門長挨拶
食事は生命を維持するために欠くことのできないものであり、病院食は疾病治療の一環として重要な役割を担っています。栄養管理部門では安心で安全な美味しい食事を心がけつつ、患者さん一人ひとりの病状に応じた食事を提供するよう努めております。 また、適切な栄養管理を早期に行うことは、栄養状態の改善につながるとともに病態・病状の改善にもつながります。すべての患者さんの早期離床・早期退院を目指して必要な栄養管理を行い、療養の支えとなるよう栄養管理部門スタッフ一同努めたいと考えております。
医療技術部 栄養管理部門 室長 佐藤 伸彦
スタッフ紹介
栄養管理室長(管理栄養士) 1名
主任管理栄養士(NST専従) 1名
管理栄養士 5名
● 取得資格
がん病態栄養専門管理栄養士 1名
病態栄養専門管理栄養士 2名
NST専門療法士 2名
部門の紹介
基本方針
1. 病状に応じた安心・安全で美味しい食事の提供 2. 栄養指導の充実 3. 他職種との連携 4. チーム医療への参画 5. 病院食の研究・開発
業務内容
栄養管理部門の主な業務は、「楽しい食事の提供」と「食事での栄養ケア」を行っています。 栄養量を満たすだけでなく、安全・安心で美味しく召し上がれる食事の提供を心がけるとともに、食事が充分摂れていない方には一口でも多く召し上がっていただけるような食事を目指しています。
食事サービスについて
1. 患者さん個々の身体状況や病状に合わせた食事をご用意しています。 2. 退院後も参考となるような食事を心がけています。 3. 温かな心のこもった食事づくりを心がけています。 4. 「温かい料理は温かく」と「冷たい料理は冷たく」お出しするため、温冷配膳車を使用しています。 5. 安全な食材を使用し、衛生的に調理しています。 6. 嗜好調査を実施し、患者さんの声を取り入れた献立や調理の工夫をしています。
行事食について
月1回以上の行事食を取り入れ、メッセージカードを添えて提供しています。
4月 | 花見弁当 |
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5月 | こどもの日 |
6月 | 虫歯予防デー |
7月 | 七夕、土用の丑 |
8月 | 栄養の日、山の日 |
9月 | 防災の日、お月見、敬老の日 |
10月 | 行楽弁当、ハロウィン |
11月 | 文化の日 |
12月 | 冬至、クリスマス、大晦日 |
1月 | 正月、鏡開き |
2月 | 節分、バレンタイン |
3月 | ひなまつり |
行事食例
七夕
病院食例
朝食
昼食
夕食
栄養・食事指導について
糖尿病教室 食事療法 基礎編
毎日予約制で入院・外来の患者さんの栄養相談を行っています。患者さんの生活スタイルに合わせた食事療法をご提案します。食事療法でお困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。
<相談内容>
糖尿病、高血圧、腎臓病、心臓病、肝臓病、脂質異常症、肥満症、胃腸疾患、消化管術後、妊娠中の食事、食事アレルギー、小児肥満、離乳食、 がん、摂食・嚥下機能低下、低栄養 等 個別指導を中心に行っています。 また、集団では糖尿病教室を行っています。
チーム医療への参画
栄養管理業務として、栄養サポートチーム(NST)では管理栄養士が専従として積極的に活動しています。また呼吸器ケアサポートチーム(RST)、認知症ケアサポートチーム(DST)、生活機能復帰支援チーム(FST)などの一員として、医師や他の医療スタッフと連携し、管理栄養士の立場から、患者さん一人ひとりの栄養状態や生活背景などを考慮した提案を行っております。
その他
毎年テーマをとり入れて「食と栄養だより」を発行し、外来や病棟に掲示して、食に関する情報の提供をしています。
食と栄養だより42号 | 「減塩編」 |
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食と栄養だより44号 | 「食事のバランス編」 |
食と栄養だより45号 | 「年末年始編」 |
食と栄養だより46号 | 「エネルギー編」 |
実績
栄養食事指導件数
雑誌掲載
病院や福祉施設の栄養ケアに関する雑誌「ヘルスケア・レストラン」に病院食や糖尿病食、人間ドック食が紹介されました。
また、同雑誌には当院のNST(栄養サポートチーム)の取り組みも掲載されました。
出版社さんから、今回特別に雑誌のデータも頂戴しました。 こちらから、ぜひお読み下さい。