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診療科・部門のご紹介

眼科

スタッフ紹介

氏名

高橋 宏典(たかはし ひろのり)

役職

眼科医員

出身大学・
卒業年

秋田大学・2018年

専門分野

眼科一般

資格

日本眼科学会会員

患者さんへ メッセージ

痛み、視力低下、歪視など、困ったことがあればお気軽にご相談ください。よろしくお願いします。

外来スケジュール

科名
眼科

高橋

高山
渡辺(芽)

高橋

渡辺(芽)

高橋

高橋

高橋
(予約のみ)

(予約のみ)
高橋
(第1・3週)

高橋

(表内水色部分)は、午後の部になります。

※代診の医師については、お電話にてご確認ください。
※予約のみの外来がございます。

午前

の部

<受付時間> 初診/8:30~11:00 

再診/8:00~16:00

<診療時間> 8:45~12:30

午後

の部

一部診療科を除き

予約診療となります。

科の紹介

 現在、常勤医1名、自治医科大学所属の非常勤医・眼科専門医2名、視能訓練士3名体制にて外来・入院診療を行っています。小山市の基幹病院として、白内障、緑内障、網膜・黄斑疾患(糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症、網膜裂孔)、ぶどう膜炎(原田病、サルコイドーシス)、角膜疾患などを含む幅広い眼疾患に対して小児から高齢者まで診療を行っています。
 視力/眼圧などの一般眼科検査の他、緑内障や脳梗塞での視野検査(静的、動的)、網膜硝子体疾患には蛍光眼底造影検査や光干渉網膜断層計(OCT)、また視能訓練士による小児の斜視斜弱検査などの特殊検査を行っております。
 治療に関しては、週2日手術日を設け、白内障手術などを行っています。白内障手術は入院、翼状片や結膜弛緩症などの手術は日帰りで行います。各種レーザー治療、黄斑変性や黄斑浮腫への抗VEGF硝子体注射は外来で行っています。専門性の高い疾患や重症例、緊急を要する一部疾患の場合には、自治医科大学附属病院との連携も取らせて頂いています。
 一般眼科診療はもちろんセカンドオピニオンとしてもご利用下さい。
 今後とも小山市の基幹病院として、近隣の医院とも連携しながら、安心して信頼していただける医療を目指して、スタッフ一同精進していきたいと考えています。
 ※ 硝子体手術は準備中です。

基本方針

 眼科専門医によるチーム医療で最先端の知見に基づいた質の高い医療を提供し、幅広い疾患の患者さんに満足度の高い治療を目指していきます。
 治療に関しては、患者さんおよびそのご家族のお気持ちにそえる方法で行っていきたいと思います。

診療実績

手術実績 令和3年度 令和4年度 令和5年度
①水晶体 421件 401件 450件
②翼状片 3件 10件 5件
③硝子体 2件 2件  
④眼窩脂肪ヘルニア   1件  
⑤結膜弛緩症手術     2件
  令和2年度 令和3年度 令和4年度 令和5年度
月延在院患者数 963 832 1,276 893
新入院患者数 474 414 404 449
退院患者数 474 408 427 449
外来患者数(新患) 433 403 396 358
外来患者数(再来) 8,791 9,610 10,177 9,759
紹介率 48.8% 63.9% 59.7% 64.8%
逆紹介率 46.5% 60.7% 62.9% 78.5%

眼科外来について

診察室

患者様の目の症状により、医師がさまざまな診療を行います。

視力検査

視能訓練士による視力検査を行います。そこで患者様の視力や屈折値(近視・遠視・乱視)を調べます。
眼鏡外来・ロービジョンも行っております。

マルチファンクション・レフラクトメーター

視野検査

緑内障などの視野欠損がおこる目の病気の検査になります。
見える範囲に視野欠損が無いか、また進行度合いを調べる検査です。
視野の全体像を調べるゴールドマン視野計、視野の中心部を調べるハンフリー視野計があります。

ゴールドマン視野計

ハンフリー視野計

眼底検査

医師による目の奥の検査と機械による目の検査があります。
眼底カメラは眼球の奥の網膜・神経・血管などの写真を撮影します。
OCT(網膜光干渉断層像)は網膜のむくみや剥離などを断層状に切ってみることができます。

※眼底検査は、目の奥をより詳しく診療するため、散瞳という瞳(ひとみ)を開く検査を行う場合があります。眼底検査用の目薬をさすと4~5時間程度まぶしさやピントの合いにくさを感じます。
眼底検査を行う場合、ご自身での運転はせず来院してください。

手術について

<白内障手術>

当院にて白内障手術は1眼ずつ2泊3日で行います(1日目入院、2日目手術、3日目退院)

<網膜光凝固術>

糖尿病網膜症や、網膜裂孔(網膜に穴が開くこと)などの治療に使用します。網膜症の場合、進行程度によって数回に分けて行います。手術扱いになりますが、入院の必要は無く眼科外来で治療が可能です。

<後発白内障手術(YAGレーザー)>

白内障手術後、数ヶ月~数年すると手術前のような「まぶしく感じる」「かすんで見にくい」状態になる事があります(白内障手術患者の約2割の方におこると言われています)。これは、後発白内障と言われるもので眼内レンズの後ろ側に濁りが出るために起こります。後発白内障は、入院の必要はなく眼科外来でYAGレーザーを使って濁りを取ることができます。

硝子体治療について

<注射>

糖尿病網膜症、網膜分枝閉塞症などの黄斑浮腫(むくみ)の原因に、抗VEGF薬といわれるお薬を目の中に注射します。注射することで網膜のむくみを減らします。日帰りでの治療になります。

<手術>

新生血管(もろく出血しやすい血管)が破れて大きな出血を起こした場合や、網膜が剥がれる網膜剥離を起こした場合に硝子体手術が必要になります。硝子体手術の場合、入院の必要があります。術後の視力の回復は、網膜の傷み具合などにより差が出る事があります。現在は自治医科大学附属病院へ紹介しております。

視能訓練士から

<眼鏡について>

当院では、眼鏡外来も行っております(火・木PM)
眼鏡では、プリズム眼鏡処方などの特殊な眼鏡処方も行っております。
また、ロービジョン(ルーペ・拡大読書器など)も行っております。
まずは、眼科外来受診の上ご相談下さい。

※眼鏡外来は、当院眼科に受診されている方に行っております。

<こどもの弱視について>

弱視とは、眼から脳へ映像を伝える伝達回路が正常に発達していないため、網膜にピントがあっても鮮明な映像を認識できず、眼鏡をかけても物を正確に見られない結果、視力が発達しない状態をいいます。視力の発達が抑えられている期間の長さや程度によって、良くなる場合とならない場合がありますが、3歳くらいまでに見つかると、治る可能性が高くなります。弱視治療は視力が完成する6歳までに行わないと、その後の治療では視力が出にくくなるため、早期に発見し、治療することが大切です。
まずは、病院で視力検査を受診されることをおすすめします。3歳頃になると視力検査等が可能になるため、屈折値(遠視・近視・乱視)の状態や視力の発達状況を知ることができます。
視覚機能は6~7歳までに発達し、ほぼ完成します。生後間もない子どもの視力は0.02~0.03、1歳で0.1程度、その後はゆるやかに発育し4~5歳で1.0、6~7歳で大人と同じ視力になります。 視覚が発達する段階では子どもはものが見えにくい状態が普通であると認識しているため、子どもが「見えにくい」と自覚し、周囲の人に訴えることはまれです。弱視治療は視力が完成する6~7歳までに行わないと、その後の治療に大きく影響します。
初診時には視力や眼底検査などの一般検査を行い、今後の治療方針を決めさせていただきます。 弱視治療では、まず弱視の原因が何かを詳しく調べたうえで、最適な治療を行います。眼鏡をかけるだけで良い場合やアイパッチ訓練を行う場合、また手術が必要な場合もあります。治療に際しては、医師や視能訓練士などスタッフ一同が患者さんやご家族の方の話をよくお聞きして十分に話し合い、安心して治療を受けられるよう心掛けていきたいと思います。

弱視・斜視・先天性白内障術後で屈折矯正を必要とする9歳未満の小児の場合、治療用として使用する眼鏡・コンタクトレンズ代の補助を受けることができます。ただし、被保険者証等により被扶養者であること及び申請時に9歳未満であることが条件となります。