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1月8日(日)小山市立文化センター小ホールにて、新小山市民病院開院1周年記念事業「第7回小山の医療を考えるシンポジウム」が開催されました。
3連休の真ん中での開催でしたのに、300名ちかくの方にご来場いただきありがとうございました。
第1部では、病院まつりでご協力くださっている小山の地域医療を考える市民会議の皆さんの活動報告と、活動内容として実際に在宅医療を体験してきた場面を寸劇で上演しました。
第2部の行政説明では、栃木県保健福祉部医療政策課 課長補佐 吉田 昌広 氏による「地域包括ケアシステムってなあに?」というテーマで、団塊世代、団塊ジュニア世代の人口ピラミッドの変化、本県における高齢化の進行、医療や介護保障などについて、医療とのかかわり方を説明していただきました。
第3部のパネルディスカッションでは、自治医科大学 地域医療学センター長の 梶井 英治 先生が座長を務め、小山地区医師会 会長 塚田錦治先生が、医師会での取組みを、当院からは、病院長による、2次救急病院である当院の役割について、小山市いきいきふれあい運営委員会連絡協議会の日向野会長からは、いきいきふれあい事業の活動報告、小山市高齢生きがい課室橋係長からは、小山市の地域包括ケアシステムの取組みについて発表されました。
最後に、コメンテータである吉田課長補佐からは、『小山市は、市と協議会と医師会と市民病院との連携がしっかり取れていて、内側から見ていると何も感じないかもしれませんが、とてもすばらしい医療連携が取れています。胸を張って自信を持ってください』とお褒めも言葉をいただきました。島田病院長は、「当院が必要とされる地域連携を構築していきたい」と話していました。とても充実したシンポジウムでした。