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第8回小山の医療を考えるシンポジウムが開催されました

 3月4日(日)小山市立文化センター小ホールにて、健康都市おやま宣言25周年記念事業「第8回小山の医療を考えるシンポジウム」が開催されました。
たくさんの方にご来場いただきました。ありがとうございました。

 

 第1部では、病院まつりでご協力くださっている小山の地域医療を考える市民会議の皆さんの活動報告、ホームページの開設のお話と、途中にクイズを盛り込んだ寸劇を上演しました。
健診で悪性腫瘍が見つかった時、①新小山市民病院 ②自治医科大学附属病院 ③国立がんセンター どちらに行くのがよいのでしょうか?との問題に、島田病院長が『新小山市民病院です』と答え、笑いが会場いっぱいに広がったり、とても楽しい寸劇でした。

 

 第2部の行政説明では、栃木県保健福祉部医療政策課 渡辺 晃紀 先生の「地域医療の現状と課題、ひとり一人ができること」というテーマで、本県における高齢化の進行、医療や介護保障などとのかかわり方を説明していただきました。

 

 第3部のパネルディスカッションでは、小山市地域医療特別顧問の 梶井 英治 先生が座長を務め、小山地区医師会 会長 塚田錦治先生が、かかりつけ医をもつことのススメ、当院からは、病院長による、地域中核病院・二次医療機関の立場から私たちの医療への関わり方について、当院医療相談室の村山 旭 氏による、患者支援センターの紹介と医療ソーシャルワーカーの役割についての話、当院ボランティア「野のはな」の横山 保 会長からは、ボランティア活動の報告について発表しました。


最後に、コメンテータである渡辺先生からは、『ボランティア活動を通して、日々自分自身が勉強している、成長していると感じられることがとてもすばらしいことであり、地域・医師会・ボランティアと市民病院がとても良い関係で結ばれている』とお褒めも言葉をいただきました。梶井先生からも、「限られた医療資源をどう使うか、どう後世に残すか、それを考えながら住み慣れた地域で最後まで生きることはとても大切なことで、病気にならないようにまずは自分で行動を起こすことから始めてみてはいかがでしょうか」と話されていました。

 

とても充実したシンポジウムでした。

 

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